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株主の皆さまへ


代表取締役社長 荻野芳朗

株主の皆様におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。当社の決算の概要についてご説明申し上げます。

当連結会計年度(2012年2月期)におけるわが国経済は、円高や雇用環境及び個人消費の回復の遅れに加え、欧米を中心とした海外経済減速の懸念や東日本大震災の影響により、非常に厳しい環境となりました。
食品業界におきましては、生活防衛意識の高まりによる商品の低価格化や食の安全・安心への対応が求められるなか、原材料高騰や電力不足による節電対策など様々な外部環境への対応も求められております。

このような状況のもと、当社グループは、全国の製造・販売拠点を活用した営業活動、テレビCMや交通広告などの広告宣伝活動や売場提案などの販売促進活動を積極的に実施し、既存得意先への拡販や新規取引先の開拓を行いました。また、中国・四国地区の営業活動を強化するため、2011年7月に中・四国営業所を広島県に開設いたしました。

製品開発面では、叙々苑ポギキムチなどのキムチ製品や、おくら、そら豆などの惣菜製品の製品開発を行っております。他社との共同開発では、山芳製菓鰍ニご飯がススムキムチ味ポテトチップスを開発しております。更に、当社のご飯がススムキムチを使用したメニュー・キムチサラダうどんを山田食品産業鰍ニ開発し、同社の運営するうどん店・山田うどんにて販売いたしました。

なお、東日本大震災への支援活動として当社製品の売上数量に応じた寄付を行うキャンペーンを実施し、震災により親を亡くした子どもたちなどを支援するあしなが育英会へ2,500万円の寄付を行い、その後も寄付を継続しております。加えて、被災者支援に関する活動が評価され農林水産省から表彰されました。

電力供給不足に対する節電対策につきましては、自家発動装置の導入や生産体制の見直しなど様々な対策を実施しております。

以上の結果、当連結会計年度の業績について、売上高は、ご飯がススムキムチの増量キャンペーンやおくら、そら豆、ふろふき大根などの惣菜製品が好調に推移したことにより、21,587百万円(前期比3.7%増)となりました。利益につきましては、前連結会計年度は春先の天候不順や夏場の猛暑による原料野菜の仕入価格高騰がありましたが、当連結会計年度は原料野菜の仕入価格が比較的安定したこと、関西地区新工場稼働から1年が経過し同工場の製造効率が改善したことなどにより、営業利益982百万円(同70.1%増)、経常利益1,066百万円(同70.9%増)、当期純利益は591百万円(同61.9%増)となりました。 

来期につきましては、全国の製造・販売拠点の活用による売上拡大、積極的な製品開発、コスト削減の推進、食の安心・安全の追求、教育プログラムの活用と人材育成の強化など注力してまいります。

株主の皆様におかれましては、より一層のご支援、ご鞭撻を賜りますようお願いいたします。

2012年5月

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